🔷議場における実際の動画です。お時間あれば、ご視聴下さい(2023年9月30日追記)
https://www.kensakusystem.jp/hatsukaichi-vod/video/R05/R050912-6.html
*一番下に、議会広報「さくら」に掲載した質疑の要旨も載せています。
1 大規模災害発生時の防災体制整備について
近年、我が国においては、毎年のように温暖化・気候変動による大規模な大雨土砂災害が頻発しているが、南海トラフ巨大地震の発生も予想されている。こういった状況の中、昨年度から本市の医師会が中心となって、各団体と共に話し合いを進め、今年度に災害時医療救護活動マニュアルを完成させた。本市の防災体制整備について、以下の点を問う。
(1) 南海トラフ地震などの大規模災害発生時に、各中学校区で拠点となる災害時早期参集救護所を開設する際の課題と対策はどうか。
(2) 多くの市民が集まった避難所において、発災後数時間で必ず生じる問題、特にトイレについての課題と対策はどうか。
(3) アレルギー対応食や腎機能障害のある方に対応した低たんぱく食などの整備状況、管理体制はどうか。
(4) 線状降水帯が発生した際に、各地域の拠点病院や本市重要施設の浸水被害の想定や対策はどうか。
*参考:市のHP 「地震に今、備えよう!」https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/soshiki/3/90777.html
2 廿日市市シビックコア地区整備計画に基づく将来の街づくりについて
新機能都市開発事業・未来物流産業団地造成事業において、市役所周辺の市内企業の移転が予想されている。また、広島都市圏西部の広域拠点に相応しい、更なる賑わいと魅力を創出するため、廿日市市シビックコア地区整備計画の見直しが行われているが、10年、20年先の本市の将来を考えるにあたって、どの様なビジョンで街づくりを進めていくのか、その見解を問う。
3 子ども達の健全な発育と安全な学校教育について
(1) 児童生徒の通学時の荷物は、以前と比較し格段に重くなっている。成長期においては、過度な負担とならないよう、また夏場は熱中症予防の観点からも十分配慮すべきと考えるが、現状での対応は十分か。 *H30年度に調査を実施。
(2) 今後検討すべき課題と対策はどうか。
(3) 山形市の中学校では多くの生徒が、体育祭の練習中に熱中症となり、病院へ搬送された。本市における児童生徒の熱中症の発症状況はどうか。
(4) 本市の熱中症対策について、現場や児童生徒への指導・周知の状況、現状での課題と今後の取り組みはどうか。
(5) こども議会でも提案のあった小中学校へのウォーターサーバー設置の代替案はないか。
🔷議会広報「さくら」に掲載 「猛暑における万全の熱中症対策を」
【問い】
① 児童生徒の携行品は、以前と比較し、格段に重くなっている。成長期の体への負担軽減と熱中症予防の観点から、十分配慮すべきだがどうか。
② 小中学校へのウォーターサーバー設置はどうか。
【答え】
① 平成三十年に、文部科学省より適切な配慮を講じるよう全国へ通知がなされた。本市も各校に過重負担を防止するよう通知し実態調査を行った。また、本年九月の定例校長会で、改めて指導した所である。
② 今後、実際に管理する事となる学校と、設置に関するメリットとデメリットを踏まえ、意見交換をしていくこととしている。