当時、町内や、四季が丘小学校のPTA美化活動の際に、四季が丘在住の方々約100名にアンケートを実施しました。
アンケート結果
避難しなかった, できなかった理由(自由記載)
・小学校の体育館は、土砂災害警戒区域に指定されているため、自宅待機が最も安全と判断した。
・自分は避難した方が良いと思ったが、家族が断った。
・障害を持つ家族がいると、医療ケアのための物・車いす・本人を移動させるのに不安がある。
・四季が丘地区の降水量が、まだ少なかった。
・大雨のなか、子供を連れて行くのが怖かった。
・誰も避難しておらず、避難すべきか分からなかった。
・自宅が、避難指示区域か分からなかった。
廿日市市に対する要望
・防災無線が聞こえない。
・車を使い、広範囲にしらせるべき。
・降水量等の情報を、随時流してほしい。
・砂防堰堤の状態を見たい。調査結果を連絡してほしい。
・避難行動要支援者名簿に関係する事項が、スムーズに進むように指揮を取ってほしい。
アンケート結果から見えてきた課題
土砂災害
① 避難したくても、近くの市民センターだけでは、収容能力が足らない。
・結果として、避難を躊躇してしまう。
・コロナ対策を考慮すると、収容可能人数は、以前と比較し、さらに減少。
② 避難場所への移動時のリスク
③ 避難場所の把握不足
④ 体調に不安があるご家族がいるため避難を躊躇
⑤ 愛着のあるペットがいるため、避難を躊躇。
大地震などの大規模災害
⑥ 小中学校の体育館だけでは収容できない可能性がある。
各教室などの使用など、柔軟な運用がスムーズにできるのか?
⑦ 安否確認が困難。